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先日、レインボー時代にLINE交換した人と少しお話する機会がありました。
ネットゲーのプレイヤー同士となれば、いずれかが止めるなりサービス終了なりすれば、どうしても疎遠になってしまうもの、実に10年ぶりでした。
このゲームは本気でキャラを育てようと思えばかなりの重課金ゲーで、私はライト課金だったので大したレベルではなかったですが、それでも誰かと一緒にPTを組んで戦ったり話したりするのは楽しかったものです。やっぱり初体験のネットゲーだから思い出深いんですよね。
多くの人は、そのままドリームドロップという同じように童話がテーマのネットゲーに移行したようですが、私はその頃MHFやってました。その後FF14へ、それも止めてからもう5年近く、さすがに今はネットゲーはやっていません。

前の更新が17年8月なので、実に2年4ヶ月ぶりの更新です。それだけ長期にわたって放ったらかしのブログにまだ閲覧者がいるのか分かりませんが。
というかさ、ランキング（ジャンル「オンラインゲーム」、サブジャンル「ファイナルファンタジー」に設定中） を見てみると結構上位じゃねえか。誰が見てるんだよ。
FF14は4.0で止めたが、今では5.xまで進んでいるのか。イシュガルド、アラミゴと来て今度は帝国編？
MHFは確かMHF-Gになってすぐだったが、こちらはつい最近サービス終了しちゃったよ。
今はオンラインゲームは全くやっていないし、これと言ってまた何かをやりたいとも思わなくなった。
サービス開始前にテストプレイしたキャラデータが残っているPSO2でもやろうかとも思ったが、今更初心者が0から始めても仕方がない。
何より、もう他人に気を遣ってプレイするのが面倒で。やっぱりゲームくらいは自分の好き勝手にやりたい。
今はMHWをプレイしつつ（歴戦王を一通り倒した程度まで）、もうすぐ発売されるPC（Steam）版のアイスボーンを待っている状況ですね。
名前をここで公開はしないが、PTプレイはマム・タロトの時に何度かやったくらいで、基本はソロプレイ専門なので、公開しても恐らく会うことはないでしょう。
なので、このブログもこの更新を最後にまた放ったらかしになりますね。

これで受けたクエストの記事は全て書き終えるので、これにてFF14のプレイ日記は終わりになる。また何かゲームでも始めたら、ここにプレイ日記でも書こうかな。
───さて、アラミゴ領ギラバニアへと入ったリトルアラミゴの移民団第1陣。（団というにはあまりに人数が少ないが）
ルートは、連合軍の駐屯地「カストルム・オリエンス」を発った後、イーストエンド混交林を南下、ベロジナ大橋を渡って街道に従って進み、メ族の村「ピーリングストーンズ」を通過してギラバニア山岳地帯へと向かう。

ピーリングストーンズ付近でモンスターに襲撃された。主人公の活躍で撃退したが、ベルトリアナは街道にまでモンスターが出没することに驚いている。
かつてはアラミゴの傭兵団が街道の警備に当たっていたが、今となっては街道も荒れており、安全な道ではなくなっている。
今後、故郷へ帰還してくる者は増えていくはずだ。また他国との交易を再開するためにも、街道の再整備は絶対不可欠。アラミゴ奪還に浮かれてはいられないと、ベルトリアナは気を引き締めた。

団はギラバニア山岳地帯南部へと到達した。
宿場町「アラギリ」で宿を取った後、元帝国軍基地「スペキュラ・インペラトリス」を抜け、集落「ラジアタ」で小休止。
目と鼻の先にある元帝国軍の要塞「カストルム・アバニア」を抜ければ、アラミゴ王都がある湖畔地帯だ。一行も、心なしかそわそわし始めている。

カストルム・アバニアを抜け、アラミゴ王都の城塞を正面に望む。
だがここで警備兵に呼び止められてしまった。なんでも、帝国軍に通じている者が難民を装って脱出を図っているとの情報が寄せられているらしい。
主人公が事情を説明すると、警備兵はようやく誤解を解いてくれたようだ。アラミゴ奪還は成されたばかりで、兵士達の緊張はまだまだ解けないようである。

ついに第1陣は、アラミゴ王都南の居住区「アラミガン・クォーター」に到着した！
かつてのアラミゴを知っている者は感極まって号泣、初めてアラミゴに来た者は、リトルアラミゴとはまるで違う都市の威容に、ただ驚くばかり。今後はここで新しい暮らしが始まるのだ。
ベルトリアナも、親達から話だけは聞いていたものの、実際にアラミゴの都市を目の当たりにして、まるで子供のように目を輝かせている。

移民団をウィチャードが出迎え、一行を歓迎し長旅の労を労った。
彼は叔父と暮らせないことを残念がっている。その代わりリトルアラミゴからの移民は、住居や仕事の斡旋など、自分が責任をもって面倒を見るという。
またリトルアラミゴとは、ただ移民を受け容れるだけでなく、いずれ他国との交易が始まった暁には、その中継点として今後も連携を取っていきたいとも考えているらしい。
今はまだ国内の混乱は覚めやらぬ状態だが、それが実現することを互いに約束し、主人公は一行と別れた。

ベルトリアナと主人公にはもう一つの目的がある。2人は、北の郊外にある慰霊碑「エラントソード」を訪れた。
アラミゴは傭兵国家、必然的に国元を離れて生活している者が多く、その中には異境の地で無念のうちに命を落とした者もまた多い。ここは、そのように客死した者の遺品を収めて弔うために建立された慰霊碑である。

ベルトリアナは、ウィルレッドの剣を慰霊碑に収め、語りかけた。
ベルトリアナもウィルレッドもリトルアラミゴで生まれた若者で、故国アラミゴを知らない世代である。しかし、この見渡す限りの山並み、眼下の雲海、美しいロッホ・セル塩湖、威風堂々たる城塞の威容は、グンドバルドや親達から聞かされてきた。そして今まで何度、その景色を想像しただろうか。
故国奪還を望みながら志半ばで倒れた同胞達のためにも、このアラミゴで生き、大切な故郷を次の世代に受け継いでいくことを、彼女はウィルレッドに誓うのだった。

ふぅ、ようやくメインクエストの記事が終わった。記事数は40は下らないと思っていたが、1回1回の記事を長めに書いたので、予想よりも少なく終わらせることができた。その分書くのに時間を取られてしまったが
さて、メインクエスト終了後に受けられるサブクエストがある。
ラールガーズリーチで、アラミゴ解放軍の兵士「ウィチャード」という男に声を掛けられた主人公。なんでも、南ザナラーンにあるアラミゴ難民の集落「リトルアラミゴ」を束ねる「グンドバルド」の甥らしい。
ガレマール帝国より故国アラミゴが解放された今、そこで不自由な暮らしをする叔父や仲間達を故郷に呼び寄せたいという。
任務でラールガーズリーチを離れられないというウィチャードに代わり、主人公はリトルアラミゴに暮らす人々の帰りを手伝うことになった。

リトルアラミゴは、巨大な岩山の洞窟内に築かれた集落である。
アラミゴ難民の多くはウルダハやグリダニアへと流れていったが、ここで暮らす人々は何れも望まず、あくまでアラミゴ人として独自の生活を営んでいる。
ウルダハ領内にありながらも、さながら小さな国といった場所だ。そのため、愛国心と祖国奪還への思いが非常に強い者が多い。

グンドバルドは、ウィチャードの申し出を嬉しく思いながらも、それを断った。
当然リトルアラミゴにも祖国解放の報は入っており、多くの者は喜んでいるが、しかしアラミゴが帝国の占領下となってから、20数年の歳月はあまりに長かったのである。
故郷へ帰りたいと望みながらも、年老いて旅がままならない者もいれば、アラミゴを知らない若い世代もおり、その中には帰還を望まない者も少なくないだろう。ここで暮らす者がいる限り、リトルアラミゴの長として離れるわけにはいかないという。
もちろん、アラミゴでの暮らしを望む者がいれば、喜んで送り出すそうだ。

そう言ってグンドバルドは、主人公の協力に感謝し、1本の剣を手渡した。
それは、かつてクリスタルブレイブの隊員で、陰謀に巻き込まれ命を落とした若者「ウィルレッド」の剣だった。
祖国を思うあまり暴走したこともあったが、熱い志を持つ青年で、誰もが彼の死を悼んだ。グンドバルドは、せめて彼の剣だけでも故郷へ帰し、弔ってやりたいという。
主人公は頷き、剣を受け取った…

まだ決断がつかない者も多く、帰還志願者は思ったよりも少ない。しかし急かす訳にもいかず、とりあえず第1陣が出発することになった。
第1陣を率いるのは、ウィルレッドの幼馴染みであった女性「ベルトリアナ」が務める。彼女はウィルレッドの剣を故郷の地に弔えることを喜び、主人公に深く感謝した。
グンドバルドは同胞達の門出を祝い、ベルトリアナの号令と共に、第1陣が故郷への旅に出発していく。

アラミゴへは長旅になる。
まずは南ザナラーンを北上してグリダニアへ入り、黒衣森の南部森林を抜けて東部森林へと進み、今は連合軍の駐屯地となった「カストルム・オリエンス」へと向かい、そこで宿を取ることになる。
グリダニアの街道の整備・警備が行き届いているおかげで、ここまでの旅は順調。明日にはアラミゴ領ギラバニアに入る。

こうしてアラミゴはガレマール帝国から解放され、新たな道を歩み出すことになった。
しかしハイデリンという世界から見れば、一つの戦いが終わっただけにすぎない。そしてまた、新たな戦いの火種が生まれようとしている。
この世界は、その連鎖から解き放たれることはないのだろうか。

アラミゴは解放されたが、問題は山積みだ。
国主たるアラミゴ王族が存在しない以上、暫定政権を発足させ、共和国としての体制を構築しなければならない。
アラミゴは戦いに勝利し自由を勝ち取ったが、しかし国を運営していく以上は、政権や軍事を握る人物や組織は必要になる。その過程で、埋まらない溝や今までの禍根が障害になることもあるだろう。
アラミゴ解放軍のリーダーとなったリセは、そんなアラミゴを牽引していく人物の1人だ。即ち、暁の血盟のように、最早中立の立場ではいられなくなってしまったのである。
リセは暁の血盟からの脱退と、故国アラミゴのために働くことを宣言する。
主人公や賢人達は頷き、彼女を笑って送り出すのだった。

アラミゴ王城の空中庭園に、蒼の竜騎士エスティニアンの姿があった。
その足下にあるのは、邪竜ニーズヘッグの「竜の眼」だった。悠久の時を生きる七大天竜の膨大な魔力が秘められたこの秘宝は、神竜とゼノスに力を吸い尽くされ、ついにその魔力を使い果たしてしまったのである。

エスティニアンは竜の眼を破壊し、ニーズヘッグに別れを告げた。
眼だけになっても尚、アシエンや帝国に利用されたニーズヘッグ。これで本当の意味で、ニーズヘッグは千年の憎悪の呪縛から解き放たれたのだ。

ガレマール帝国本国。
皇太子ゼノスの敗北と自刃を知らされても、皇帝ヴァリスは眉一つ動かさなかった。
ゼノスは幼い頃から政治には見向きもせず、ただ狩りにしか興味を示さなかったという。そんな皇太子を、ヴァリスは所詮は皇帝の器ではなかったと吐き捨てた。
すると皇帝ヴァリスの前に、白きアシエン・エリディブスが現れた。自ら調停者と名乗るエリディブスは、帝国皇帝にも接触していたのである。
協力の意志を示すエリディブスに対し、蛮神討滅を国是とする帝国にとっては、蛮族や人間に甘言を囁き、蛮神を召喚させるアシエンも排除の対象であると、はっきり敵対の意志を示すヴァリス。

アシエンの目的は、闇の化身「ゾディアーク」を復活させ、光のハイデリンと統合し世界を原初の姿に戻すことである。
その時、人間の生きる場所はあるのかと問うヴァリス。
エリディブスは頷き、友好の証として、素顔をヴァリスに見せるのだった。
皇帝が垣間見たエリディブスの正体とは…

どこかの小島に漂着した大男と若い女性の姿があった。
絶海の孤島に空きっ腹、そして奇妙な運命共同体に頭を悩ませる大男。

そして主人公は、アリゼーやリセ達との約束を果たしに、リムサ・ロミンサのカフェに急ぐのだった。

最強の蛮神「神竜」は、主人公達冒険者の活躍によって倒され、消滅した。
ガレマール帝国第12軍団も、アラミゴ王城に攻め寄せた連合軍と暁の血盟によって壊滅。超越者たる力をもって神竜の力を手に入れたゼノスもまた、空中庭園に倒れた。
いつかウリエンジェが吟じた東方の詩歌は、このことを指していたのだ。
「日出ずる地にて生まれし紅き輝き、烈火となりて、日沈む地にて生まれし蒼き輝きを喰らわん」
東方ドマでの戦いを経て、主人公達は始まりの赤、即ち「紅蓮の解放者」となる誓いを立てた。その炎が、西方アラミゴで生まれた蒼き輝き、即ち神竜を倒したのである。

戦いに敗れ満身創痍になりながらも、ゼノスは喜びに震えていた。
今までひたすら血が沸く戦いを求め続け、それでも尚満たされなかった思いが、今ようやく満たされたのだった。
そんな身勝手な欲求で、数え切れない人の命を奪ったゼノスの行為は、絶対に許されるものではない。リセは怒りをぶつけるが、ゼノスは意にも介さず笑う。
誰に理解されずとも良いのだった。たった今、こうして唯一無二の理解者を得ることができたのだから。

最早ゼノスにとって、これ以上の戦いは残り一生涯を費やしても有り得ないものだった。
ならば敗者たる自分がすべきことは一つ。この喜びの絶頂のまま命を絶ち、それを永遠のものにすることだった。
最後にゼノスは主人公に向かって微笑み、別れを告げた…

リセやアルフィノ達から見れば、ゼノスはただの狂った獣にしか見えないかもしれない。だが主人公だけは、その気持ちが理解できるのだった。
大義名分など関係なく、ただ命を懸けた極限の戦いに挑む喜び。やはり、そんな気持ちは誰にも理解されないものなのだろう。そして、そのために他者の命を犠牲にするなど、絶対に許されない行為だ。
しかし、そんな至上の戦いと喜びの中で倒れたゼノスに対し、主人公は微かな羨みを感じていた。

だが今は、この勝利を祝うとしよう。
最大の敵であった第12軍団長ゼノスは倒れ、アラミゴはガレマール帝国から解放されたのである。
「自由か死か」…、この戦いでアラミゴは自由を得ることができた。
だが、そのために支払った代償はあまりにも大きく、帝国の支配下であった20数年の間に出来た溝は、そう簡単に埋まるものではない。
虐げられた人々、祖国奪還という悲願のため散っていった人々のためにも、絶対に負けはしないと、リセは亡き父カーティスと、相棒パパリモに誓うのだった。

アラミゴ王城に、解放軍の軍旗が高々と翻る。
そしてエオルゼア四国同盟軍、アラミゴ解放軍の兵士から、一斉に勝ち鬨があがった。
誰からともなくアラミゴ国歌が斉唱され、瞬く間にアラミゴ全土を揺るがす大合唱となった…

来たれ、彷徨いし同胞達
家と炉を奪われた人々よ

天に輝く導きの星の下
勇者達の聖域あり

汝、声を上げ、手を掲げ、
胸を張り、決意せよ
渦巻く水の上に、我ら力強く立ち上がらん

なげえよ！！
4.0のメインテーマはアラミゴ国歌だったことがここで分かった。
いやさ、最初に帝国軍のムービーと共にその曲が流れれば、誰だって帝国国歌だと思わねえか？
（ちなみにそのシーン、歌っているのはアラミゴ人もしくはアラミゴ出身者だけである）

メインクエスト最後の敵は、超越者ゼノスの力に屈して下僕となった蛮神「神竜」であった。
ノーマル蛮神戦だが（極は現時点では未実装）、メインクエの最終ボスであり、またFFシリーズでは本編の最終ボスより遥かに強い隠しボスとして登場する敵ということもあってか、蛮神の中でもとりわけ手強い。
ノーマルの時点で既に極・蛮神戦レベルという声も多く、下手をすれば極・スサノオやラクシュミよりも強いという声も聞く。

戦闘開始直後、FF5と同じく「タイダルウェイブ」を放ってくる。残念ながら珊瑚の指輪という便利なアクセサリーは無い
正方形の戦闘フィールドの左右か背後いずれかに水柱が出現し、そこから津波が押し寄せてくる。流されて長距離ノックバックを受けるため、端ぎりぎりまで寄っていなければ転落死だ。
ノーマルの蛮神戦は倒しても得るものがないため、何度も戦う必要はない相手なので、必然的に初見が多い。確かこの時も全員が初見であったが、最初は全員押し流されて綺麗さっぱり掃除されたことを憶えている

左右の翼「ライトウィング」「レフトウィング」（攻撃はできない）から繰り出される技は非常に多彩。
タイダルウェイブの他「地獄の火炎」「裁きの雷」「アースブレス」「アイシクルインパクト」「吹雪」「稲妻」といった、今まで登場した蛮神の必殺技を使ってくる。ドラゴン族の得意技「アク・モーン」も健在だ。
ダメージシェア（頭割り）、円形範囲、放射状範囲、全体攻撃、画面外からの突進などなど、技によって対処はそれぞれ違う。
ノーマル蛮神戦なので、攻撃範囲を重ねて多重に受けでもしない限り、即死するような攻撃はない。

蛮神戦お馴染みのDPSチェックフェイズに突入。
距離減衰攻撃「メテオインパクト」と同時に、大小の竜「白金竜」「銀竜」の増援が出現するので手早く倒す。MTとSTそれぞれが片方ずつ担当し、集めて一網打尽にすればいいが、大きい白金竜は強力な前方範囲攻撃を使ってくるため、味方を巻き込まないよう注意しなければならない。
この後、オメガとの戦いで最後に放ったブレス攻撃「プロトスター」を撃ってくる。（ギガフレアではなかったようだな）

神竜は主人公達を「ダークマター」で拘束し、戦闘フィールドもろとも破壊しようとしている。
この時、また唐突にQTE（ACTIVE TIME MANEUVER）が始まり、神竜がフィールドを破壊するまでにボタンを連打して拘束を解くことができれば、神竜にしがみついて脱出することができる。

遥か上空にある謎の戦闘フィールドに到着し、後半戦に突入。
後半戦も前半戦同様に蛮神の必殺技を引き続き使ってくるが、「エリアルブラスト」「ダイヤモンドダスト」「大地の怒り」といった技が新たに加わっている。他、フィールドを斜めに横切る超広範囲の突進攻撃「ジャイヤチャージ」、距離減衰攻撃「竜掌」などの攻撃も加わる。

後半戦最大の特徴が、画面外から尻尾を叩きつける攻撃だ。
このフィールドは3×3＝9マスで構成されており、うち2マス目がけて尻尾攻撃がくるのだが、1回目の攻撃でそのマスにヒビが入り、2回目で何とそのマスが破壊されてしまうのである（！）。但し中央の灰色のマスは破壊されない。
この叩きつけ攻撃の後は尻尾を攻撃することができ、破壊に成功するとボス本体に大ダメージを与えることができる。
この尻尾の破壊を成功させなければ、ボス本体の削りが遅れて戦いが長引き、その分フィールドが破壊されて転落死の危険も増すし、逃げ場がなくなって厳しい戦いになる。
初挑戦時（と言っても1回倒したのみだが）は後半戦で全滅が続出。却下されたが途中でギブも出たほどで、それでも時間ぎりぎりまで粘って何とか倒すことができた。

神竜すらも倒され、ついに打つ手がなくなったゼノスだが…

アラミゴ奪還への最後の敵、第12軍団長ゼノスは、主人公達冒険者の奮戦によって倒されたかに見えた。
だがゼノスは満身創痍になりながらも、アラミゴ王城の奥へと消えていく。この先には、かつてのアラミゴ国王で、最後の王であった「テオドリック」が、妻のために造らせたという空中庭園がある。
ゼノスだけは討ち逃すわけにはいかない。しかし後を追う主人公が庭園で見たものは、想像を絶するものであった。

何とそこには、最強の蛮神「神竜」が捕らえられていた！
オメガとの戦いに敗れ行方不明になっていたはずだが、既にガレマール帝国の手に落ちていたのである。
帝国への復讐に凝り固まるあまり狂気に染まったイルベルドが召喚したこの神竜は、他の蛮神のように信奉する者も語り継ぐ者もなく、ただ復讐のためだけに生み出された破壊と憎悪の権化だ。
フォルドラが言っていた、ゼノスが手に入れたという「蛮神をも超える力」とは、この神竜のことだったのだ。

蛮神は星の命を食い尽くす。帝国とてそれを憂えているからこそ、蛮神討滅を国是としているはずだ。いかに皇太子といえども、そんなことを皇帝が認めるはずがない。
まして神竜は、今までの蛮神とは桁違いの力を持っている。そんなものを放っておけば、新たな霊災が起きる危険すらあるだろう。
何としても倒さなければならないと答える主人公を、ゼノスは哀れと笑う。
ゼノスにとって、戦いに理由など必要ないのだ。正義のため、人々のため、星のため、復讐のため…どんなに大義名分を取り繕っても、そんなものは所詮は恐怖の裏返し。
この世界に生まれたならば、ただ命を燃やして戦いを楽しむことこそが至上であり、人としての特権だという。
ゼノスは、この気持ちだけは他の誰でもない、自分と主人公だけにしか分かるまいと、主人公を友と呼び、共に歩こうという。
もちろん、そんな考えを認めるわけにはいかない。主人公は一瞬の後、首を横に振る。
だが主人公が一瞬でも躊躇したことを、ゼノスは見逃さなかった。

そしてゼノスは主人公の答えに満足そうに笑う。仮に主人公がゼノスを肯定しても、結局は戦いになったに違いないのだ。
何故なら主人公の心には、未知なる強敵と戦いたいという気持ちの昂ぶりが間違いなくあったのだから。それをゼノスは見抜いていたのである。
神竜は拘束から解かれ、ゼノスに呼応するように動き出し始めた。
ゼノスは尚も笑いながら、神竜の口に飛び込んでいく…

ゼノスもまた、フォルドラと同じく「超越者」となっていたのである。
即ち、全ての生物や自然が持つ生命エネルギー「エーテル」を操る力だ。魔法とはエーテルを操る力に他ならず、ガレアン人（帝国人）は、その能力を先天的に持たない者が多い。
だがゼノスが得た力は、魔法どころか蛮神である神竜すらも従え、己の身として同化するほど強大なものであった。
フォルドラの言葉はまさに真実だった。
「皇族主催の狩猟祭」とは、ただゼノス1人のための狩猟祭だ。ここまで連合軍の進撃を許したのは、敵も味方も全てこの地に集結させ、神竜という圧倒的な力をもって一方的に蹂躙し、狩り尽くすためだったのである！

だが今のゼノスにとって、最早それすらもどうでもいいことだった。
あるのはただ、自分の唯一の理解者である主人公との戦いを楽しみたいということのみ。
そして今の主人公もまた、最強の蛮神と戦ってみたいという気持ちが、心の大部分を占めていたのである…
───こうして、ラストバトル「神竜討滅戦」が解放された。
勝ち残るのはゼノスか、主人公か！

自動更新の停止手続きをしたら残り契約日数が29日とか出てきた。
バッキャロー！丸ひと月分課金されちまってるじゃねえか。あと1日早く止めておくんだったぜ。
さて気を取り直す。
今回もラストダンジョンは4人用になっているが、EXダンジョンの1つでもあり、普通に装備も出現する。
アラミゴ王都の城門は破られ、総攻撃を開始した連合軍と暁の血盟。主人公は精鋭の冒険者部隊を率いて、敵将ゼノスを討ち取るためにアラミゴ王宮を目指す。
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最初のボスは、帝国の巨大兵器「ガードスコーピオン」である。
「ターゲットサーチ」で追尾する攻撃範囲を出現させ、ロックと同時にその場所にダメージゾーンを出現させる。これは戦闘フィールドの外周など邪魔にならない位置に捨てるのはセオリー通り。
「テイルレーザー」は狙った1人に対する直線状の範囲攻撃だが、連続攻撃でもあるので、範囲内に留まっていると連続してダメージを受ける。

王都では至る場所で戦いが繰り広げられており、その中にはラウバーンやヒエン達の姿も見ることができる。
アラミゴは堅牢な城塞の中に王都が広がっている城塞都市である。南にあるアラミガン・クォーターは近年になって建設された一般労働者の居住区だが、こちらは王宮を始め、王族や貴族、大富豪など上流階級の居住区、その他重要施設が建ち並んでおり、その歴史も古い。
元々アラミゴはエオルゼア随一とも言われた強大な軍事国家、城や都市の威容からもそれが見て取れる。特にグリフィンを駆る魔獣軍団は有名で、国旗にもデザインされている他、彫像も至る所に飾られている。
市街地を抜け、主人公達はアラミゴ王宮に突撃。

王宮の中庭を抜けると、第12軍団の魔導技師「アウルス・マル・アシナ」が第2ボスとして待ち構えている。
魔導ポッドに乗りながら様々な魔導兵器で攻撃してくるが、最大の特徴は「ブレインジャック」だ。これを受けると、何と幽体離脱して何もできなくなってしまう（！）。
中央にある自分の身体へ辿り付ければ元に戻れるが、幽体離脱中は動きが遅い上に「実験型デスクロー」「実験型ビット」が出現し邪魔してくる。デスクローに触れたり、ビットが撃ってくるレーザーに当たらないように避けながら身体に戻らなければならない。
ゼノスの庇護の下で非道な実験を繰り返してきたアウルスも、怒りに燃える冒険者に叩きのめされたのだった。

アウルスを破り、玉座がある謁見の間「鷲獅子の間」へと乗り込んだ主人公達。
ゼノスはここまで辿り付いた主人公を満足そうに見て微笑み、ゆっくりと立ち上がった。三度までも敗北するわけにはいかない。

ゼノスは「天羽々斬」「雷斬」「風断」の3本の妖刀で様々な斬撃を繰り出してくる。
「雷斬一閃」はボス周囲への斬撃、「風断一閃」はダメージとノックバック攻撃（この戦いでは外周に触れるとダメージを受ける）であるが、特に天羽々斬から繰り出す全員への直線状斬撃「妖刀一閃」は要注意で、同じ直線上に2人以上がいると攻撃範囲が重なってしまい即死級ダメージを受ける。
他、ボスと線で繋がれた1人に放つ「無明閃」は超広範囲の放射状斬撃なので、狙われたら味方を巻き込まないよう注意しなければならない。

戦いが進むと、ボスが中央に移動して瞑想に入り、3本の妖刀からエーテルエネルギーが注ぎ込まれ、最大の必殺技「秘剣風雷妖」を放ってくる。
この時、「エーテル充填率」というゲージが出現するが、それが高いほど必殺技の威力が高まってしまうわけである。ここはDPSチェックとなっており、手早く刀を破壊すれば生き残ることができる。
最大の剣すらも凌がれ、最早打つ手がなくなったゼノスは、ついに膝をついたのだった。

だがゼノスは尚も満足そうに笑う。この男にとって勝ち負けは問題ではない、命を削り合う戦いそのものが目的であり至上の喜びなのだ。
今までゼノスは主人公を2度倒している。並の相手ならとうに斬り捨てていたところだが、しかし自分を倒しうる素質の持ち主と見抜いたゼノスは、主人公が強くなって再び自分の前に現れるのを待っていたのだった。
その甲斐があったと、今ゼノスは喜びに溢れていた。そして、この程度で終わらせはしないと、玉座の奥へと消えていった…
ゼノスもまた新たな力を手に入れていたことなど、この時の主人公には知る由もなかった。

３種あるEXダンジョンだが、このアラミゴだけに、マウント「魔導プレデター」が出現する。
背中の大きなエンジンから派手な火を噴いて空を飛ぶフライングマウントで、見た目はFF6に登場した魔導アーマーそのもの。ちなみに水中でも同じである水没しても止まらないとは凄い技術だ。
このため、マウント目当ての周回PT募集を何度か見かけたことがある。自分もルーレットでこのダンジョンには何度も行ったが、しかし1回しか見たことがないので、出現率はそれなりに低いようだ。

なんだか課金処理中とかで自動継続の停止手続きができねえぞバッロー！
それはさて置き、終わらせたクエスト分のプレイ日記は書き上げてしまおう。
居住区「アラミガン・クォーター」はアラミゴ解放軍によって奪還され、超越技術研究所に囚われていたクルルを始め、被験体の人々も救出された。
フォルドラは捕らえられ、連合軍に引き渡された。ここに至るまで、未だ本格的な抵抗をしていない敵将ゼノスの思惑は何なのか、彼女が何らかの情報を知っていると思われるが、なかなか口を開こうとしないようである。
だが、いずれにしろ残るは敵将ゼノスが立てこもるアラミゴ王都を陥落させるのみ。勝利が目前に迫り、連合軍の士気は最高潮に達していた。

フォルドラに一体何があったのか、クルルが断片的な話を聞いていたという。
超越技術研究所では、「超越者」と呼ばれる兵士を造る実験が行われていたらしい。魔法の才に長けた人間から力を吸い出し、それを別の被験者に注入するというものらしいが、詳しくは分からなかったそうだ。
フォルドラは、初めて対峙するアリゼーの動きすら完全に読んでいた。その話を聞いたウリエンジェが出した仮説は、相手が持つ生命エネルギー「エーテル」の流れを感知し、その人物の思考や記憶を読み取っていたのではないか、というものであった。
それではまるで、主人公の持つ「超える力」と同じだ。フォルドラは、人工的に生み出された「超える力」の持ち主だったのである！
そこでウリエンジェが作成したのが「エーテルジャマー」だった。周囲に妨害電波（エーテル波動）を発することで、それを感知する能力の高いフォルドラだけが影響を受けてしまったというわけである。
彼がそのことを主人公に伝えなかったのも、それすら読まれてしまう可能性を考えてのことだったのだ。主人公でさえ知らないのであれば、読み取りようがないからだ。

ウルダハ不滅隊とグリダニア双蛇党による、アラミゴ王都城門までの進路確保も成功。そこをリムサ・ロミンサ黒渦団の対艦砲、イシュガルド神殿騎士団の対竜砲が進軍してゆく。
ラウバーンは、自らの愛剣「ティソーナ」の一振りを、最前線で指揮を執っている義子ピピンに託す。元々ティソーナは二本一対の双剣、その片方を託したということは、ピピンを自らの半身として認めたということだった。
作戦は順調と思われたが、しかし緊急事態が発生した。アラミゴ城塞北方より、人狼族の部隊が出撃したという報告が入ったのである。
人狼族は、既にドマ国が帝国より解放されたことを知らず、止むなく帝国に従っているだけだ。彼らがその真実を知れば退いてくれる可能性はある。

その説得役は、主人公とアルフィノが引き受けることになった。
人狼部隊を率いるのは、ナマイ村で暮らす人狼族「クロバナ」の兄、「ハクロウ」であった。アルフィノはドマが解放されたことを話し、剣を収めるよう説得するが、ハクロウは耳を貸そうとはせず、戦いになってしまった！
だが主人公とアルフィノの迷いのない、かつ命を奪おうとしない戦いぶりに、ハクロウはようやく2人を信じる気になったようだ。
アルフィノはドマでの一部始終をハクロウに話す。
ヒエンの帰還、ゴウセツの死を知ったハクロウは涙を流し、その志を継いで帝国と戦うことを約束してくれた。

帝国に与していた人狼族を味方にすることに成功した。黒渦団と神殿騎士団の布陣も完了し、攻撃準備も整っている。
いよいよ総攻撃の時。総大将ラウバーンに代わり、ピピンによる攻撃命令が戦場に響く！

ウルダハの呪術士ギルドマスター「ココブキ」兄弟が率いる呪術士達が、炎魔法で城門を赤熱させる。
続いてすぐさま氷魔法が放たれ、そこに黒渦団と神殿騎士団による砲撃が開始された！
アラミゴ王都の堅牢な城門を正面から攻めたのでは破ることは難しい。しかし急激な温度変化に晒して強度を低下させ、一点集中砲火して破る作戦だ。
見事な作戦に、神殿騎士団総長アイメリクやルキアも息を呑む。

そこへ帝国の空中兵器が出撃してきた！だが今城門への攻撃を中止し、対空射撃に回す戦力はない。
空中型魔導アーマーの攻撃で味方に被害が出始めたところ、突然それが空中爆発を起こす！

鳥の嘶きが空に響き渡る。帝国の空中兵器を撃破したのは、何とヒエン率いるドマの忍者軍だったのである！
国内が落ち着いたら必ず援軍を送るという言葉のとおり、自ら駆けつけてくれたのだ。巨鳥ヨルを駆ったヒエン達ドマ軍によって、空中兵器は次々と撃墜されていく！
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ついにアラミゴの城門は破られた！
ウルダハ不滅隊、グリダニア双蛇党、リムサ・ロミンサ黒渦団、イシュガルド神殿騎士団、アラミゴ解放軍、ドマ忍軍、そして主人公達暁の血盟、全ての戦力が一斉にアラミゴ王都に総突撃！
こうして、ラストダンジョン「紅蓮決戦　アラミゴ」が解放された。
目指すは敵将ゼノスの首ただ一つ！